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岐阜市のデイサービス「あるてあ」です。

2022年08月

30 8月

オリーブカフェとは?

こんにちは。ほぼ毎日ブログを書いている、代表渡邊です。さて、宣言したとおおり、このブログが8月27日分ですので、ぎりぎり、今日の会議でスタッフに、「ブログ書いてますかー」って胸張っていえるわけです。みんな、頑張ろう。

さて、少し前のブログに「オリーブカフェ」についての記載があったと思います。

なんだ、それは?

本当は、発起人のスタッフに詳しいことを書いてもらうといいんですが、ちょいとさわりだけでも。

まず、医療人だった頃(半分医療人、半分福祉人と自負しいる)、保護者の大半の悩みは、「リハビリが終わっちゃったら、私は誰に相談したらいいんですか?」でした。

怪我のリハビリには終わりはあるけど、困っていること、子供たちが身に付けなければいけないことに終わりはないから、ほんと困るよな保護者はっていつも考えていました。

リハビリの時間は大体1コマ40分。保護者は、その時間の中に、あれも、これも、それもっていっぱい詰め込んで聴きたくなっちゃうから、どれもが消化不良になってしまう。

あるリハビリの時なんて、子どもそっちのけで、お母さんと、40分お困り解決講座になってしまう こともありました。

それくらい、保護者の方は相談する場がないんだなって感じていました。

独立して、10年たち、「保護者の駆け込み寺」であれという思いで、いろんな相談に乗ってきました。

そんな中、あるスタッフから、「オリーブカフェ」というのをやりたいと、提案されました。
保護者同士が意見交換でき、保護者からの質問に弊社スタッフが答える。まさに、理想的なものでした。

めちゃくちゃ衝撃でした。それは、独立してからずっとやりたいと思っていたものだったからです。
そして、何よりスタッフから声を上げてくれた、これが1番嬉しかったですね。

即採用してすぐに「やってみよう」でした。

残念ながら、コロナで開催できない時期もありましたが、今後徐々に、元のように運営していきたいと考えています。

今後も、オリーブカフェには大注目ですよ。


 
29 8月

放課後等デイサービスのあるべき姿とは?

こんにちは。
はっきりしない天気が続く今日この頃。皆さんはいかがお過ごしですか?
連投で申し訳ないですが、また代表の渡邊です。(ちなみに、このブログは8月24日分)

さて、連日あるべき姿シリーズになってきておりますが、今回は放課後等デイサービスについてです。
 
放課後等デイサービスの基本的役割
○子どもの最善の利益の保障

放課後等デイサービスは、児童福祉法第6条の2の2第4項の規定に基づき、 学校(幼稚園及び大学を除く。以下同じ。)に就学している障害児に、授業の終 了後又は休業日に、生活能力の向上のために必要な訓練、社会との交流の促進 その他の便宜を供与することとされている。

放課後等デイサービスは、支援を必要とする障害のある子どもに対して、学 校や家庭とは異なる時間、空間、人、体験等を通じて、個々の子どもの状況に 応じた発達支援を行うことにより、子どもの最善の利益の保障と健全な育成を 図るものである。

○共生社会の実現に向けた後方支援
放課後等デイサービスの提供に当たっては、子どもの地域社会への参加・包
容(インクルージョン)を進めるため、他の子どもも含めた集団の中での育ち をできるだけ保障する視点が求められるものであり、放課後等デイサービス事業所においては、放課後児童クラブや児童館等の一般的な子育て支援施策を、 専門的な知識・経験に基づきバックアップする「後方支援」としての位置づけ も踏まえつつ、必要に応じて放課後児童クラブ等との連携を図りながら、適切 な事業運営を行うことが求められる。さらに、一般的な子育て支援施策を利用 している障害のある子どもに対して、保育所等訪問支援を積極的に実施する等、 地域の障害児支援の専門機関としてふさわしい事業展開が期待されている。(厚生労働省)

だそうです。つまりどういうこと?ってなりますよね。

 つまり、簡単にいうと、子供たちの学習の場を学校、家庭だけじゃなく広げていきましょうということなのかなと思います。
特別支援学校や、学級に通学する子は、なかなか学童は使えないんです。健常の子供たちは、学童で、宿題をやったり、友達とのコミュニケーションを学んだり、学校以外でも学びの場が提供されている。

だとすれば、ちょっと個性的な子供たちにだって、学びの場は提供されるべき。
これが放課後等デイサービスなのかなって思います。

利用の仕方は様々で、学校では教えてくれないことを、デイで経験させてほしい、学校で学んだことを継続的にデイでも支援してほしい、色々な友達と関わらせてほしい、など様々です。

もちろん、お仕事の都合で、どうしても学校が終わった時間には間に合わないから、デイで過ごし、仕事が終わった後お迎えにいらっしゃる、これも放課後デイサービスの利用の仕方だと思います。

ただ、嫌だなって思うのは、「ただの預け先」にはなりたくないということ。

子供たちは、何かしらの使命を持って、この世に生まれてきました。ちょっと人とは違う考え方、ちょっと人とは違った好きなものがある、そんなちょっとした個性を抱えて生きている子供たちにも、我々と平等に与えられたものがあります。

それは「時間」です。

その大切な時間を、ただ預かってみているだけで浪費するのは勿体無いですよね。
その時間も、素直に大人の話を聞き入れられる時間は、健常児も発達に個性を持っている子でも、短いです。だったら、無駄にはできないですよね。

アルテアのデイサービスでは毎日、スタッフが、利用する児童のために、考えに考えて活動を決めています。それは、スタッフの中に、「ただの預所(あずかりどころ)にはならなぞ」この意識がしっかりと根付いてくれているからだと思います。

本当に感謝です。

アルテアを起業したときは30箇所くらいしかなかった放課後等デイサービスも今や、300箇所に迫る勢いだと思います。どの事業所も特色はあると思います。保護者さんは色々お試しになって、子供たちに最適なデイサービスを見つけてほしいと思います。アルテアは選ばれる事業所を目指していきたいと思います。



 

26 8月

児童発達支援事業のあるべき姿とは?

こんにちは。代表の渡邊です。今日は金曜日だぞ。そうなんです。これはまだ、8月20日に 私が担当するぶんのブログです。まだ追いついていきません。すいません。
自分が、ちゃんと書けないうちは、スタッフにも「書いてー」と言えないので、頑張って、30日の火曜日の会議までには、追いつきたい今日この頃。

さて、前回は、通所介護について少し書きましたが、今回は児童発達支援事業について少し。 

児童発達支援の役割とは、、、、。

児童発達支援は、児童福祉法第6条の2の2第2項の規定に基づき、障 害のある子どもに対し、児童発達支援センター等において、日常生活にお ける基本的な動作の指導、知識技能の付与、集団生活への適応訓練その他 の便宜を提供するものである。(厚生労働省)

だそうです。難しいですね。
これを見る限り、身の回りのことができなかったり、集団生活(保育園・幼稚園)に通えなかったりする、ちょっと手がかかる子が動作訓練、適応訓練する場所みたいなすごく硬いイメージじゃありません?

じゃあ、実際、あるてあとあるてあ・アーチの児童発達支援事業にはどんな子どもたちが通っているのか?

え、可愛い子供たちばかりですけど。

そりゃ、ええ、ちょっとはおやんちゃも言いますよ。
おトイレだって、他の子よりもできるようになるまで、時間かかりますよ。
お弁当だって一人で食べれるようになるのも時間かかりますよ。
ええ、お母さんがせっかく作ったおかずもいらないとポイってしちゃいますよ。
なかなか、お友達と遊べなくて、パンチしちゃう時もありますよ。

でも、めっちゃ可愛いですよ。ただそれだけですよ。

児童発達支援事業とかセンターとかって、お母さんたちにはめっちゃハードル高いってことがこの仕事をすることでわかりました。そりゃそうですよね。

周りの目も気になるだろうし、この先、幼稚園や保育園どうしたらいいだろうって、悩むだろうし。

健診で、保健師さんに「ちょっと発育・発達ゆっくり目ですね」って言われて、心配になって、お医者さんに相談して「ASD傾向がありますよね」って頭をハンマーで叩かれたような衝撃をもらって、行き着いた先が、きっと児童発達支援事業なんです。

だから、アルテアのスタッフには言います。

「子供たちには名前があるよ。診断名は気にするな」って。その子自身を見て、その子の困っていることに手を差し伸べよう。それが自分でできるようになるための手助けをしよう。もっというならば、この子たちが、将来、保育園、幼稚園に行って、周りのこと競争できるようにたくさん武器(身の回りのことを自分でできる力)を持たせてあげよう。なんて言っちゃいます。


児童発達支援の役割の中には保護者支援、家庭支援なんていうのも含まれます。
アルテアのスタッフは、支援の中でできるようになったことを、お母さんに伝えて、一緒に継続支援をしてもらいます。ある所では「〇〇できていないから、お母さん家でもやらせないと」と言われたそうです。

違いますよね。

「お母さん〇〇君、今△△できるようになってきたから、お母さんも家で取り組んでもらえませんか?」
「お母さん〇〇君、おむつ事業所で取れてきたから、家で失敗するかもしれなけど、やってみない」

ですよね。あくまで我々児童発達支援は保護者にやらせることが目的ではなく、保護者の支援のサポートであったり、保護者がつまづいている子供たちの課題をを、子供たちと格闘しながら家でもどこででもできる能力に引き上げることだとお思うんですよね。

アルテアは10年試行錯誤しながらこうやって取り組んでできました。

子供たちには、少しでも幼稚園や、保育園に行ってもらいたい、児童発達支援事業だけで止まらないように支援しています。

あくまで、児童発達支援は、「子供たちの通過点である」これが私の考える姿です。

もし、困ったことがあったらぜひ、連絡してみてください。
保護者会の案内や、お母さん同士の交流会オリーブカフェなんての素敵な場所もあるので、ご紹介しますよ。

あ、では、今度はオリーブカフェの紹介をしようっと。



 

24 8月

デイサービスに求めるものは?

こんにちは。まだ、ブログが書ききれない、代表の渡邊です。

本日は、デイサービス(通所介護)について少し深めてみようと思います。

まずは、デイサービスとは?

通所介護(デイサービス)とは、要介護状態となった場合においても、利用者が可能な限り利用者の居宅において、持っている能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう生活機能の維持又は向上を目指し、必要な日常生活上の世話及び機能訓練を行うことにより、利用者の社会的孤立感の解消及び心身の機能の維持並びに利用者の家族の身体的及び精神的負担の軽減を図る目的で提供されるサービスのことです。

ほほう、難しいですね。

デイサービスの内容は?

通所介護(デイサービス)のサービスの内容は、要介護状態にある高齢者がデイサービスセンター等へ通い、入浴、排せつ、食事等の介護、機能訓練を日帰りで行います。基本的には、施設の方が自宅から施設まで送迎もしてくれます。利用者が楽しく通えるように、書道、陶芸、生け花、リズム体操など様々なプログラムが用意されています。デイサービスは外出したり、人と触れ合ったりできるため、閉じこもりや孤立を防ぐことにつながります。

ということらしいです。

これ、自分のおじいちゃん、おばあちゃんにどうやって説明します?

私の祖母も、やはりいきたくない病でした。晩年は楽しそうに通ってくれていましたが、通い始めるまでの経緯は、以前のブログを読んでみてくださいね。

家族としては、いつまでも元気でいてほしい、家でぼっとしているくらいだったら、デイサービスで、体動かしたり、趣味の活動したりしてきてほしいって思いますよね。

なんか、上の説明だとめちゃくちゃ堅苦しいですよね。
それに、よく「団塊の世代」と言われる、日本をここまで住みやすい国にしてくれた世代の方は、デイサービスいきたくないんですよ。理由はなんとなくわかりますよね。

人の手は借りたくない。人に迷惑をかけてまでそんなところいきたくない。なんですよ。

僕もそう思います。

むしろ、アルテアのデイサービスはそんな、高齢者の大先輩の手を貸してほしいんです。

今まで、培ってきたいろいろな技を、我々に教えてほしいんです。

核家族化している今の日本で、さらにはコロナで、おじいちゃん、おばあちゃんに抱っこされていない子供たちを、抱っこしてほしいんです。

頭を撫でてあげてほしいんです。

アルテアには、大先輩方に役割を持って過ごしていただきます。

つい先日も、夏祭りのイベントを開催しました。そこにものすごく、立派な籠が陳列されて、子供達がひとつづつ持ち帰りました。

何ヶ月も前から、ある利用者様が準備してくださった籠。子供たちというよりはお母さんたちが、「これにしたら_」「こっちの方がいいよ」などと、子供たちに選ばせようとしていた姿は、思わず笑顔になりました。

デイサービスを利用される方、ご家族、それぞりにデイサービス(通所介護)に求めるものはおありだと思います。 

もし、デイサービスいきたくないなっておっしゃっている方が見えましたら、アルテアに来て、子供たちと遊んでみてはどうですか?

子供たちに、何かプレゼントを作ってみてはもらえませんか?

デイサービスをそんな気持ちで、のぞいてもらえると嬉しいです。

ちなみに、このブログは、8月17日に書かなければいけない文です。すいませーーーーん。

では、また。 
16 8月

共に生きるとは?

おはようございます。
お盆が終わっても、ブログが板につかない代表渡邊です。今日このブログは10日水曜日の分です。なかなか追いつきません。すいません。

今日は、「共に生きる」を少し考えてみようと思います。
ネットで検索すると

「共に生きる」
前提は、他者を受け入れ、他者に受け入れられることです。 一人の人間の心の中にも嫌いな自分、認めたくない自分など「受け入れがたい」自分が潜 んでいます。 しかし、そんな「自分」も「受け入れられる」ことを望んでいます。

で、国がやりたいことは

「障害の有無に関わらず誰もが人格と個性を尊重し合う社会」だそうです。

なんか難し良いですよね。

でもよく考えてみてください。
今までだって、日本人は昔から、「隣人を愛せよ」とか「周りには優しくしなさい」って教わっていませんでしたか?

少なくとも、私は、大正生まれ、軍人さんを経験した祖父に、愚直にそうやって教わりました。
でも、1番言われていたのが「他人に迷惑をかけるような大人になるな」だったかもしれません。

何が言いたいかというと、「共に生きる」なんてことは昔から日本はずっとずっとやっていたんですよね。
ただ、それを伝えたり、話したりする大人が減ったということじゃないかなと思うんですね。
だからこそ、あえて言わないといけなくなったんではないかと思います。

じゃあ、何か特別なことをやるのではなく、弊社のサービスを利用していただいている、高齢者も、障害児って勝手にラベルを貼られてしまった子供たちも、保育所の園児たちも、みんな同じに優しく接していけば良いんじゃないの?って思ったわけなんですね。

その中で、子供たちがお年寄りの膝にちょこんと乗って過ごしたり、お年寄りが子供たちに手を振って声をかけたり、おもちゃの遊び方を聞いたり、昔の日本に当たり前にあった原風景がアルテアで見られれば、良いんじゃないの?それが「共生サービス」の第一歩なんじゃないのって、思ったんですね。

まだまだ、スタッフと色々共有していきたいと思いますが、なんか難しく「共生」を考えなくて良いんじゃない?というお話でした。

ただ、デイサービスをご利用の高齢者の方々が、子供たちを見て、笑顔が増えたり、子供たちが高齢者に編める姿があったり、たったそれだけでも良いんだろうなって思います。

では、また。