こんにちは。 あるてあ訪問看護ステーションの本庄です。
先日、勉強会に出席した資料の中に、大変興味深い内容がありましたので紹介します。
2019年12月19日にアップした内容の第2弾です!
交通事故を除く日常生活中の事故により、
多くの高齢者が救急車で医療機関へ搬送されているそうです。
データによると、平成26年からの5年間で、事故発生時の動作分類では、
全体の約8割が「ころぶ」ことでの事故だったそうです。
その他では、「おちる」「ものがつまる等」「ぶつかる」「おぼれる」…と続いています。
前回は、「ころぶ」事故について紹介しました。
今回は、「おちる」事故について紹介します。
「おちる」の事故内容に関しては…
発生場所は、住宅等居住場所が最も多く、全体の7割以上を占めているそうです。
その中で発生内容としては、 1位「階段」 2位「ベッド」 3位「椅子」と続いています。
事例として「自宅の階段2~3段目から1階廊下へ転落し、左太ももを受傷した」とありました。
高齢になると、知らずのうちに全身の筋力低下が進んでしまいます。
手すりを設置し、握りながら昇降することや、滑り止め対策を行い、
事故が起こらないように注意することが大切です。
訪問させていただいていると、久しく階段を利用していない…との話を聞いたりします。
筋力トレーニングとして利用することができたり、必要な場合には住宅改修の提案も行います。
毎日の生活では、意外と気が付かないこともあります。
転倒や転落によって、骨折してしまうケースもありますので、予防することが大事です。
気になることがありましたら、何なりとご相談いただけるとうれしいです。
そういうアドバイスができるスタッフも募集しています!