看護の覚え書
こんにちは~
あるてあ訪問看護ステーションの岸田です。

5/12は、何の日かご存知ですか?
ナイチンゲールの誕生日にちなんで 「看護の日」 となっています。

現在も全世界で看護の規範となっているナイチンゲールにより 『看護覚え書』という代表的な著書があります。

看護の日ということで、久しぶりにその本を読んでみました。
看護学生の時に、先生から何度も読むようにと言われましたが、何度読んでも全くピンとこなかったのを覚えています。
今、訪問看護に携わって読み返すと、とっても大切なことが書かれていることを改めて実感しました。

看護で最も大切なことは、
☆屋内の空気を清浄に保ち、適切な温度と換気に気を配ること
☆美しいものや色彩を見ることなど、環境の変化が体にも良い影響を与えること
☆充分に清掃を行い清潔を保つことが大切ということ
☆不用な励ましや忠告は患者には災いとなるのでさけること
☆看護に最も重要なことは観察すること。表情や顔色、排泄物などから患者の体調を知ること

この本の中で、病気を治すため、健康であるためのあり方を理論的に示したナイチンゲール。部屋をどう整えるか、換気や保温、陽光の大切さ、寝具の選び方から部屋やからだを清潔に保つ方法など、毎日の生活を快適にするための気づきがたくさん詰まっていました。

訪問看護師になって6年。
大切なことはとっても基本的なことだと気づかされた看護の日でした。