こんにちは。  あるてあ訪問看護ステーション 理学療法士の本庄です。

今回は、先日、岐阜市民病院で行われた「エンゼルカンファレンス」について書こうと思います。

聞きなれない言葉かもしれませんが…ご利用者様の看取り後に、ケアの振り返りを行うことによって、
今後のケアの質を高め、スタッフ個々の学びにつなげていく会議のことです。
カンファレンスには、病院の医師や看護師、薬剤師、療法士、介護士、
また、在宅医、訪問看護師、訪問療法士と多くのスタッフが参加していました。
あれだけ多くのスタッフが関わって、その方をサポートしていたのだと実感しました。

また、急性期の病院のカンファレンスに在宅側のスタッフも呼んでいただけたことは、とてもうれしく思います。

カンファレンスでは、医師による、治療内容や経過の振り返り…
どのように関わっていって、どのようなケアをされていたのか等、貴重な話を聞くことができました。

一方、私は、投薬治療とは別の側面から、ご自宅でのリハビリの様子を振り返り報告し、
これまでの関わってきた経緯を説明させていただきました。

カンファレンス開催の前に、ご自宅を訪問し、ご家族様から話を聞くことができました。
その話の中で、ご本人様が入院中に
「痛みがつよく、眠れないため、本庄さんを呼んでほしい」
と言っていたことを聞きました。
その言葉を聞いた時、正直、涙が止まりませんでした。

薬剤でもなかなか楽にならない痛みから、自分が手で触れていることで、ゆったりと眠られ、
その痛みから解放させることができていたとするなら、私ができた貢献だったのかもしれません。

もう一方で、もっと寄り添って、何かができたのではないかと、いろいろな思いがあふれました。

今の医療制度上、病院外部の者には入院中のため、できないこともありますが、
病院スタッフに、「いつでもかけつけますので声をかけてください…」という言葉が自然とでました。
今回、このご利用者様と、私自身が深く関わらせていただくことができ、多くを学ばせていただきました。

私は、リハビリ職として、このようなカンファレンスに参加することが初めてでしたが、
私の知らないことがたくさんあること、いろいろな考えがあること、とても学びの多いカンファレンスでした。

それも、関わらせていただいたご利用者様がいたからこそ、学ぶことができたのだと思います。
少しずつですが経験を積み、成長していきたいと思います。