こんにちは。訪問看護ステーション三井です。
私は本格的に訪問リハビリ勤務となり、約3ヶ月が経過しました。

当初、訪問リハビリはご利用様の環境に入り込み、生活に深く関わることができることに喜びを感じていました。一方で、「療法士として」「人として」ご利用者様・ご家族様に受け入れていただけるか、信頼関係の構築に不安がありました。また、外部との連携や急変時の対応なども十分に行えるかの不安もありました。

しかし、担当者を持つ前には在宅でのリハビリ経験を積んだ療法士と同行し、立ち振る舞いを見て、会話の大切さや対応の仕方を学びました。
また、ご利用者様の「暮らしを支援する」ことは、医師・看護師・ケアマネージャー・介護職の皆様との連携なくしては実現できないことが分かりました。
そして緊急時には、看護師さんの意見を必要とすることもあるため、電話で簡潔に分かりやすく状況を正確に伝えるスキルが必要となります。そのようなリスク管理においては緊急時の対応のマニュアルやオリエンテーションがあったことで、事前準備と心構えができ、イメージすることができました。
周囲の方々のサポートや経験により、不安は徐々に解消されていきました。

身体機能の改善がみられにくい生活期のリハビリは、結果を見出すことが難しいと感じることがありますが、療法士との意見交流や多職種との連携により、ご利用様に合った訓練内容を考えることができています。
目標に向かってご利用様と一緒に頑張る時間は楽しいですし、笑顔が見られた時にはやりがいを感じています。