訪問看護ステーション 山﨑です


いよいよ本格的な冬がやってきました。
この時期は体調を崩される方が多く、中には入院が必要となってしまうケースもあります。
私も病院勤務時代は、冬は入院患者数が増え、忙しくなった記憶があります。

ここで、興味深い調査をひとつ紹介します。

『あるリハビリテーション病院リハ病棟から自宅退院した患者117名の、退院前と退院後のFIM(日常生活動作の評価を数値化したもの)の変化を調査したところ ⇒ 「退院後のFIMの運動項目(トイレ、更衣、移動など)が、退院前に比べて有意に低下していた。」 』

病院ではうまくできていたのに、家に帰ってきたらできなくなってしまった!!・・・というのは良くある話です。


その要因としては、
環境の変化、本人の依存性、家族の介助方法(過介助、介助不足)など様々な影響が考えられます。

病院の環境は、とても動きやすいように設計されていますよね。
段差はなく、しかるべき個所に手すりがあります。いつでも支えてくれる看護師さんがいる、という安心感もあります。
自宅では、そうはいきませんよね・・。

退院後にトラブルなく在宅生活を送るために、入院中にしっかりと準備をしておくことが重要です!!
ただし、準備をするといっても、専門的な知識が必要です。
もし入院中にリハビリを受けているのであれば、リハビリの担当者に以下のことを伝えてください。
 (リハビリを受けていない場合でも、看護師さんに伝えて下さい)
①自宅環境   写真を撮って提示するのが手っ取り早いのでオススメです!
  (家の中だけでなく、駐車場から家に入るまでの環境も忘れずに!)
②動線と普段の生活様式 
  (家の中をどのように動いて、どのように過ごされるのか) 

この2つ。 病院のリハビリでは意外と見落とされることがあります!!
また、病院によっては、リハビリのスタッフがご自宅へ訪問してくれることもあります。

退院間近になって慌てないよう、以上のことを前もって病院スタッフと話してみてください。



何はともあれ、トラブルなく家で健やかに過ごせることが一番重要なことですよね。
ちゃんと食べて、ちゃんと寝て、ストレスをためずに笑って新年を迎えましょう!!

もし、在宅生活での不安なことやお困りのことがあれば、気軽に私たちに御相談ください。